貧困OL日誌

毎月の貯金は2万が限界貯金0。ランチは280円の女の限界日誌

PC紛失1週間後朝編

木、金の朝は大体月曜から溜まった疲れと比例して床には服が散乱し、流しには洗い物が溜まっている。

一人暮らしを始めて早一年1人の生活には慣れてきたが、土曜の掃除は今だに慣れない。

私の勤める会社は22稼動の為、4月は6連勤が2セットだった。たった1日拘束時間が増えるだけで体力の余力なんてものは無くなる様だ。

4月末のPC紛失に伴い、精神的なダメージと弁償に伴う金銭的な余裕のなさも抱えている事を加味すると実にストレスフルと言えるだろう。

最近はもっぱら岸田の政策にもウクライナとロシアの紛争に対する記事を目にしてもなんとも思わなくなってきた。

人は自分の生活がギリギリだと外野で何が起こっているかなど一ミリも興味は湧かないものだ。

自分を取り巻く環境に目を向けられるのは現状になんだかんだ大した不自由がない人だけなのだと思った。要するに、政治に文句を言う人程それなりに充足した日常を過ごせていると言う事だ。

現に私も岸田の政策に対する憎悪をよく酒のつまみにしていた。

今は今日、明日をどう生き抜くかという重大な損失にしか焦点が合わない。

乱雑な部屋に積もる服と洗い物を横目に答えので無い対応策とリスクに思いを馳せては疲れ果て寝落ちする1週間だった。

政治に対する愚痴が吐ける程度には一刻もはやく財政復帰を目指したい。今日も9時間1セットの勤務を乗り越え1週間の勲章の様な乱雑な部屋に迎え入れられる。そしてまた、9時間1セットの明日を迎え入れる。何一つ希望がなくなってもなお生きようと呼吸を続けようとしてしまう。そんな自分が可愛くて憎いと感じる朝。

耐えよう、そして生き延びよう。