貧困OL日誌

毎月の貯金は2万が限界貯金0。ランチは280円の女の限界日誌

PC紛失の代償

2023年5月25歳の私は昨年入社したイベント会社でまだ勤務している。社会人一年目の初会社からはクビを切られ、2社目で働いた出版会社は不景気の影響をもろに受け飲食、通信といった様々な業種に手をつけてギリギリ息をしているような会社だった。その会社からは沖縄転勤か飲食店のホールスタッフの二択の人事異動を命じられ、飲食店に移動して2日で辞表を提出した。

3社目の現職はそこそこホワイトではあるものの設立からいくらも立っていないベイビー企業であり、30人規模で回している為、社長の一吠えで全体の流れが変わるような謂わゆるベンチャーとしての気質は設立から数年経った今も根強い。1年経つたびに失業していた私だが今回はクビの皮がまだ繋がっている。

ただし無傷でかといえばそうではない。

ADHDが大きなハンデとなっている。

落ち着きが無い為メールの誤字が多く、会社の入館書の紛失PCの紛失を一年以内に二度も起こしている。まだ在籍できている理由は私が成長したからとかいう理由ではなく、単純に会社が寛容なだけだろう。が、入社1年記念の1週間前にPC紛失により一括でPCの弁償満額を告げられた。

無傷では無いとは金銭面信頼共に傷だらけの状態ということだ。

ようやく貯めたなけなしの11万全て返済に消える事となった。

貯金とはざるに水を入れ続ける様なものなのかと思い始めた社会人もうすぐ四年目。

来月はボーナスが入るのでそれもまた一興。貯金総額は過去1となるという事で良しと必死に自分を言い聞かせている。

そして未だ見つかっていないPCによって情報漏洩の二次被害による損害賠償の発生リスクは消えていない。社会はADHDに優しくは無いという事が改めて見に沁みた。一年無傷で過ごせる日は来るのだろうか。

一年後に多額の借金を抱える結果になっていないことを切実に祈るばかりだ。